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メールマガジン(実践的プレゼンの『コツ』講座 No.021号)

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    実践的!!プレゼンテーションの『コツ』講座 No.021号     
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 −プレゼンテーションとパワーポイントのコツを学べるメールマガジン− 
                                   
                          購読者数 883名  
                                   
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今やビジネスマンにとって必要不可欠となった「プレゼンテーション」を成功
させるためには、多くの『コツ』があります。
 1.どのようにプレゼン資料を準備するのか?
 2.パワーポイント(PowerPoint)でどのように作成するのか?
 3.発表方法は?
筆者が10年の経験から学んだ、より実践的で、より最適なプレゼンテーション
方法を伝えるメールマガジンです。
なお、本メルマガの内容は、以下のサイトで書ききれない、より詳細なスキル
をお伝えするものです。全体像は以下のサイトをご覧下さい。
http://www.nakeru-p.com/

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■ライブドア 新球団構想プレゼン資料から学ぶ(2)■
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今回は、前回のNo.20号のメルマガに続き、ライブドアの「プロ野球 新球団
構想プレゼン資料」に対する

          ”押しかけコンサルティング”

です。前回は、
「こういうところを学んだ方がいいですよ!!」
について解説しました。今回は、改善点の解説です。

前回、ダウンロードされていない方は、ライブドアが発表した「新球団構想計
画骨子」をダウンロードして、ご覧ください。
http://finance.livedoor.com/disclose/tmp/28130030_20040819.pdf

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1.プレゼン資料準備の『コツ』 ・・・実際のプレゼン資料から学ぼう
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●このプレゼン資料は、8/19に新球団構想計画としてマスコミに向けて発表さ
れたものです。コンサルティングを開始する前に、このプレゼン資料の目的を
明確にしないと適切なアドバイスもできません。
正確なところは当事者しか分かりませんので、ここでは、目的を以下のように
仮定します。

 [目的]
ライブドアが新球団を設立するにあたり、日本プロ野球組織に対して
計画内容を提示し、方向性の理解を求める。

以上を目的と仮定して、コンサルティングを行います。

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<新球団構想計画骨子>
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●全体
まず、資料全体を通して残念なのが「泣けない」という点です。泣けない、
というのは、感情を揺さぶるようなメッセージに乏しい、ということです。
私たちは人間なので、大なり小なり常に自分の損得勘定をしたり、好き嫌い
で判断するものです。しかし、気持ちを揺さぶられるような熱いメッセージ
に触れると損得や好き嫌いは抜きにしてその事業や人なりに貢献したくなる
ものです。

 そのため、プレゼン資料全体から湧き上がる「熱いメッセージ」が欲しいの
です。では、なぜ、熱いメッセージが盛り込まれていないか?その原因は、
やはり、「ビジョン」が明確でないからだと思います。
プロ野球球団を作るような多数の人間が何かを成し遂げる場合、ビジョンは
とても大切です。最終的な方向性を共有しないとパワーが分散するからです。

 あ、すいません。ライブドアのプレゼン資料からビジョンを感じるとること
はできるのです。しかし、”明確に”書かれていないのです。ここが残念で
す。明確に書いて周知徹底させた方がよいのです。

では、ライブドアのプレゼン資料から感じ取れるビジョンとは?
それは、「市民球団の実現」では、ないかと思います。今までのプロ野球球
団にはない真の意味での「市民球団」を作る、ということをビジョンにすれ
ばよいのにと思いました。

⇒プレゼン資料を作成する前に明確にすべきなのは、ビジョンです。つまり最
終的な目標です。これを明確にして、これを論理の背骨にすえ、そこに血肉
をつけるようなロジックにした方がよいです。
ビジョンを明確にすることで「熱いメッセージ」も浮かんできます。
例えば、市民球団を標榜するなら、
「真・市民球団宣言!!」
「新生!!みちのく市民チーム100年構想」
などです。

●表紙 「新球団構想計画骨子」
タイトルが固いですよね。面白みがない。ワクワクしないですよね。いや、
プロ野球機構という古臭い組織を前にして敢えて固くしているのかもしれま
せん。それならしょうがないですね。
しかし、一般的には、もっと適切なキャッチフレーズが欲しいところです。
例えば、先ほどの熱いメッセージをタイトルにしちゃいます。
「真・市民球団宣言(新球団構想計画骨子)」
「新生!!みちのく市民チーム100年構想(新球団構想計画骨子)」
前者は漢字ばかりで固いですね。なので後者の方がいいかもしれないです。

⇒皆さんは、表紙には、キャッチコピーを忘れずに入れてください。一言でビ
ジョンを表す的確なキャッチコピーです。このキャッチコピーでその後を読
んでもらえるかどうか、決まるのです。
皆さんだってそうですよね?本屋に行って、どの本を読むかどうかは、まず
タイトルで決めますよね?それと同じです。思わず読んでみたくなるような
タイトルをつけたいのです。

●Page1 「新球団設立にあたって」
ここは、特に問題ないのですが、ビジョンを明確にした場合、書く内容も当
然、変わってくるはずです。

⇒Page1には、ライブドアのように決意表明を記載したり、資料の全体を説明
したりするかと思います。その場合、最初に全てを書くのではなく、最初は
箇条書き程度で「こんなことを書こう」ぐらいにとどめておきます。それで
資料が大方できた時(最後に)に作成すると、上手に書けます。

●Page1.5 「ビジョンの実現イメージ」
ライブドアのプレゼン資料には、Page1.5は存在しないのですが、本当であ
ればビジョンのイメージ図を描きたいものです。例えば、真の市民球団を実
現した際の10年後のイメージです。
そこには、プロ野球と市民が深く係わり合い、互いに幸せな暮らしを営んで
いるようなイメージ図です。

⇒はっきり言えば、Page1の表明は、ちゃんと読んでくれる人は少ないです。
それよりも視覚的に人に訴えた方がインパクトが強いのです。なので、表紙
のキャッチコピーで読み手の心を掴み、このPage1.5で将来像を見せて、更
に共感を得るぐらいにすべきです。この後を読んでもらえるかどうかは、こ
の2枚にかかっていると思うぐらい力を入れるべきです。

●Page2 「新球団の概要」
特に問題ないので、割愛します。

●Page3 「新球団の経営方針」
ここは、経営方針というより、具体的な施策の表明ですが、このような施策
を抽出する方法としては、以下の2つのアプローチがあります。
・トップダウン
・ボトムアップ
です。ライブドアのアプローチは典型的な「トップダウン」ですね。つまり、
あまり現状の球界動向などを調査せずに、実現したいことを中心に施策が抽
出されています。トップダウンの場合、現実とはかけ離れた施策を出してし
まう可能性も否定できません。

この3つの施策を見る限り、どうしても現場で考えられた施策というより、
机上で考えられた施策と見えます。
#違ったら申し訳ありません。m(_ _)m 想像です。
というのも現状の問題は何で、その問題を解決するために3つの施策を実行
するのだという論理的なつながりが見えないからです。なぜ、この3つの施
策なのか?が分からないのです。
ここがトップダウンアプローチの問題点ともいえます。

 一方、ボトムアップアプローチの場合、現状の問題点の調査から入ります。
時には、コンサルティング会社に依頼したりします。そのため、最適解を求
めようとすると莫大な時間と費用がかかることがあります。

では、どちらが正しいアプローチなのでしょうか?
それは、わかりません。トップダウンの場合は、現状と乖離してしまう問題
がありますし、ボトムアップの場合、逆に現状に引きずられて大胆な施策が
実施できない可能性もあります。正しいかどうかは、結果的に成功するかど
うかといえます。

しかし、基本は、ボトムアップです。現状の問題点を抽出し、その問題点か
ら真の原因をつきとめ、その問題点を解決手段を抽出し、目指すべき目的や
目標を達成するのです。

⇒施策の抽出のためには、調査にどれだけの時間を掛けることができるのか?
にも掛かっています。例えば、3日で作成しなければならない場合、トップ
ダウンでアプローチするしかありません。一方、半年間時間があるなら、ボ
トムアップでじっくり現状調査が可能です。ライブドアの場合も短期間で作
成した、とニュースで放映されていましたので、トップダウンで施策を抽出
したと想像します。

●以上が、「新球団構想計画骨子」の本文です。
長くなりすぎたので、続きは次回にいたします。m(_ _)m

最後に、今回のライブドアのプレゼン資料から学ぶべき点を整理します。
1.プレゼン資料作成時には「ビジョン」を明確にし、イメージ図を描く。
2.「ビジョン」から導きだされるキャッチコピーをタイトルにする。
3.「はじめに」などは最初からすべて書くのではなく、最後に書く。
4.施策の抽出の基本はボトムアップである。しかし、短時間で完成させ
なければならない場合、トップダウンで作成するしかない。

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■3.編集後記
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<編集後記>

 最近、うちの子供が不登園児になってしまいました。(^^;)
幼稚園に行くのを非常に嫌がるのです。
先生に相談したところ「何とかして頑張って連れてきて欲しい。」
と言われました。
でも、行かないから相談したんですけどね。

色々、ボトムアップで(^^;) 原因を聞きだそうとするのですが、
教えてくれないんですよねー。
謎です...

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