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メールマガジン(実践的プレゼンの『コツ』講座 No.034号)

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    実践的!!プレゼンテーションの『コツ』講座 No.034号     
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 −プレゼンテーションとパワーポイントのコツを学べるメールマガジン− 
                                   
                          購読者数3754名  
                                   
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今やビジネスマンにとって必要不可欠となった「プレゼンテーション」を成功
させるためには、多くの『コツ』があります。
 1.どのようにプレゼン資料を準備するのか?
 2.パワーポイント(PowerPoint)でどのように作成するのか?
 3.発表方法は?
筆者が10年の経験から学んだ、より実践的で、より最適なプレゼンテーション
方法を伝えるメールマガジンです。
なお、本メルマガの内容は、以下のサイトで書ききれない、より詳細なスキル
をお伝えするものです。全体像は以下のサイトをご覧下さい。
http://www.nakeru-p.com/

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■新スライドマスタ■
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●先日、MicrosoftのOfficeOnline(http://tinyurl.com/d6feo)で PowetPoint
テンプレートを提供している「テーマギャラリー」様と業務提携することに
なりました。
http://www.themegallery.com/japan/

●そこで、「テーマギャラリー」様のご好意により、サイト訪問者、及びこの
メルマガ読者の方々に無料でテンプレート(スライドマスタ)を提供してもよい
という許可をいただきました。本人以外は使用不可などのいくつかの制限があ
りますが、以下よりダウンロード可能ですので、ご自由にお使いください。
http://www.nakeru-p.com/dload_sample/dload_smaster_mg_ppt.html
注意:このページは一定期間後に削除する予定です。

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■1.プレゼン資料準備の『コツ』 ・・・フォントの話
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<前回のまとめ>
「色使いの法則は、1.色をつけるポイントを選別する、2.寒色(青系の色)
を基本とする、3.同系色を用いる、4.薄い色を使う(原色は使わない)、
5.グレーをうまく使う、6.色に意味を持たせる、7.資料全体を通して
配色する、8.印刷とプロジェクタで配色を変える」
という内容でした。

●先日、カミさんとひさしぶりに大ゲンカしました。原因は、子供がおもちゃ
を買って遊びたがっているのに、「風呂に入れ」とやたらうるさいので「少し
遊ばせてやれば?」と言ったところ大ゲンカになりました。翌日、カミさんが
家出したのには、ちょっとビビリました。夕方には戻ってきましたが。(^^;)

●そんなことはどうでもいいですよね。今回は、「フォント」の話です。
『ノンデザイナーズ・デザインブック(http://tinyurl.com/5ayzd)』にもフォ
ントの説明はあるのですが、英文の説明が主体なので、日本人の私達にはモノ
足りません。

●そこで、フォントの使い方について、プレゼンでは、「こうあるべき」とい
う内容を整理しました。なぜフォントにこだわるのか?というと、プレゼン資
料のレイアウトと同様、全体の印象が違ってくるからです。

●では、皆さんに質問です。皆さんは、プレゼン資料ではどのようなフォント
を使っていますか?
・「漢字、かな」は、どのフォントを使っていますか?
・「カナ」は、どのフォントで、また全角/半角どちらにしていますか?
・「英数字」は、どのフォントで、また全角/半角どちらにしていますか?
・「英字」では、どのフォントで、また、大文字/小文字をどのように使い
分けていますか?

●これらのフォントを意識して使われているでしょうか?なんとなく、その時
の気分で使っていたりしないでしょうか?レイアウトや色使いに意味があるよ
うにどのフォントを使うか、意識的に取り組んだ方がよいです。

●まず、「フォント」についてです。和文フォントは、Windows では、以下が
標準で搭載されています。
・MS ゴシック (ゴシック体で文字間隔が等間隔)
・MS Pゴシック (P=プロポーショナルで、文字によって文字間隔が異なる)
・MS 明朝   (明朝体で文字間隔が等間隔)
・MS P明朝   (P=プロポーショナルで、文字によって文字間隔が異なる)
・MS UIゴシック(文字が少し細い)
その他、MS-Officeをインストールすると「HG丸ゴシックM-PRO」などが搭載さ
れます。また、英文フォントでは、これ以外に沢山のフォントが搭載されます。

●この中から、どのフォントを使うのか?というと、プレゼン資料では、短文
が連続することが多いことと、プロジェクタで投影しても文字が飛ばないため
「MS Pゴシック」が最適です。明朝体は「長文で用いるべき」とされており、
また、明朝体は、印刷する資料の場合は問題ありませんが、プロジェクタで投
影した際、文字が飛んでしまう(少し消えてしまう)のが最大のネックです。

●また「MS ゴシック」と「MS Pゴシック」のどちらを用いるのか? という点
ですが、これは、文字が間延びして見えない点からも「MS Pゴシック」が最適
です。では、その他の「HG丸ゴシックM-PRO」は使わないのか? ということで
すが、基本的に使う必要はないと思います。もし、使うのであれば、それなり
の理由が必要です。例えば、子供向けの製品の提案書なので、かわいさを表現
したい、など

●ここで、「漢字、かな」と「英数字」で同じフォントにするのか、異なるフ
ォントにするのか?という疑問がでてくると思います。これは『協調』を重ん
じ『衝突』を防ぐためにも同一フォントにした方が良いです。敢えて調整を難
しくする必要はないのです。

●では、すべての文字で「MS Pゴシック」でよいのかというと、また話が少し
違ってきます。プレゼン資料の表紙や、各ページのタイトル部分などは、『コ
ントラスト』をはっきりとつけたいものです。この場合「MS Pゴシック」では
ボールド(太字)にしても、フォントサイズを大きくしても『コントラスト』が
はっきりしません。そのため市販されている和文フォントが必要になります。

●少し話はズレますが、フォントというのは、デザイナーが一文字ずつ手作り
しているのをご存知でしょうか?英字の場合、A〜Z、a〜zとしても52文字程度
のデザインですが、和文の場合、漢字、ひらがな、カタカナもあり、全7000字
もデザインするそうです。そのため、2〜3年はかかるため英文に比べて、少し
高めです。

●和文フォントで何が良いのか?というと、業界標準の「モリサワ」のフォン
ト(http://tinyurl.com/d3ot3)が良いようです。これ以外にFreeで提供されて
いて『コントラスト』をはっきりさせるフォントを探しましたが、文字に抜け
があったりして、最適なものを見つけることはできませんでした。
⇒参考:http://ohkadesign.cool.ne.jp/wabunfont/freefont/freefont.html

●話は戻って、フォントの基本は「MS Pゴシック」を使うとして、次に、カナ
や英数字の「全角/半角」についてです。まず、カナですが、ひらがなが全角
なので『協調』を重んじ『衝突』を避けるために「全角」で良いと思います。
また、英字は全角だと間延びするので、こちらは「半角」。最後に数字は金額
や年号などを表す場合は「半角」、目次やタイトルなどを表す場合は「全角」
で良いと思います。

●また、英字の「大文字/小文字」については、『ノンデザイナー〜』でも紹
介されている通り「小文字」で良いと思います。

●以上、フォントも中々、奥の深い世界ですよね。これ以外のフォントを使用
することがいけない訳ではなく、あくまで指標としてベーシックな用い方を押
さえた上で他のフォントを応用した方がよいと思います。

●再度、フォントの基本を整理すると、以下になります。
・漢字、かな :MS Pゴシック、全角
・カナ    :MS Pゴシック、全角
・英字    :MS Pゴシック、半角、小文字
・数字    :MS Pゴシック、全角(タイトル等)、半角(金額、年号等)
・タイトル箇所:市販フォント

●ちなみに、市販のフォントを購入した場合、各パソコンで個別にインストー
ルすることになります。そのため、自分のパソコンで正しく表示され、印刷さ
れたからといって、他の人のパソコンで同じフォントが存在しない場合、文字
が勝手に置き換わってしまうことがあるので、注意が必要です。

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■2.パワーポイント修得の『コツ』 ・・・・フォントのインストール方法
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<前回のまとめ>
「標準色、オリジナル色、透過性、グラデーションの設定方法について」説明
させていただきました。

注意:ここでの操作は、MS-OfficeXPを基本として記載しています。

●上記、「1.」でフォントの説明をさせていただきましたので、ここでは、
フォントのインストール方法について説明します。購入したフォントのCD-ROM
をセットしてください。その後のインストール方法は以下です。

○標準表示の場合(カテゴリ表示)
・[スタート]→[コントロールパネル]を選択する。
・[デスクトップの表示とテーマ]→[関連項目]→[フォント]を選択する。
・[ファイル]→[新しいフォントのインストール]を選択する。
・[ドライブ]→[フォルダ]でCD-ROMドライブ等を指定する。
・[フォントの一覧]から該当のフォントを選択し、[OK]を押す。

○クラシック表示の場合
・[スタート]→[コントロールパネル]→[フォント]を選択する。
・[ファイル]→[新しいフォントのインストール]を選択する。
・[ドライブ]→[フォルダ]でCD-ROMドライブ等を指定する。
・[フォントの一覧]から該当のフォントを選択し、[OK]を押す。

●インストールされたフォントを確認するためには、フォントのアイコンをダ
ブルクリックするとフォントの属性情報と、フォントサイズ「12、18、24、36、
48、60、72」のイメージを参照することができます。

●また、マメ知識として、フォントのアイコンが「TT」や「O」 になっている
と思います。これらの意味は以下の通りです。
⇒出展:「AboutFont(http://www.aboutfont.com/manual/fontsyurui.html)」

○TrueType FONT(トゥルータイプフォント)
1991年にマイクロソフトとアップルの共同開発で作られたフォントです。
Windowsユーザーには、もっともなじみが深いフォントです。プリンタ側にフ
ォントが無くても印刷が出来て、値段も安いので一般家庭用に普及しました。
印刷屋さんでは基本的に扱いが苦手だったり、喜ばれないので、予め連絡した
りアウトライン化しておくなど注意が必要です。

○Opentype Font(オープンタイプフォント)
1996年にアドビとマイクロソフトによって開発された新形式です。
WindowsとMacintoshの違いが無く、両プラットフォームで使え、より多くの字
数がサポート出来るようになりました。事実上のTrueTypeとPostscriptの次世
代フォントです。OS、ソフト、フォントメーカーともに整備がほぼ整い今後が
期待されています。

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■6.編集後記
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連日、JR西日本に対するバッシングが激しいですね。
皆さんはどう思われますか?
私は、確かに次から次に問題が露呈してくる、その企業体質について、憤りを
感じますし、なんとしても改善して欲しいです。
でも、一方で運行時間の1分の遅れを許さないのは、私たち個人であり、学校
であり、会社である訳で、すなわち日本の社会全体の問題だと感じています。
なので、JR西日本をバッシングすると同時に、社会全体の意識を変えるような
動きにしないと、根本的な解決にはならないのでは?と思っています。

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